行政書士会での相続研修講師について

沖縄県行政書士会の那覇支部主催での
新任定期研修において、
講師の依頼があったため、
相続に伴う登記周辺の内容として、
その前後関係を含めて概略を
説明させて頂きました。

そこで、今まで実務・実践で学んだことも含めて、
説明させて頂きました。
やはり相続は、何といっても、
生存されていた方の所有する財産を処分
するようなイメージが有りますが、
このイメージどおりで、
これらの財産を如何に素早く探し出し
対処するかが重要ですね。

そのため、財産を所有されたご本人が、
相続人が財産を探す方法などの、
何らかのメモなどを残されているような場合、
これらが非常に有効です。

高齢の方は特にですが、
若い方でも重要な情報などを
分かり易くメモしておくのは、
けっこうためになります。

説明させた頂いた内容(一部)として、
なぜ、出生時から死亡に至るまでの戸籍が必要か、
説明させた頂いたのですが、
戸籍というのは、
法律による改製、転籍による移記などで、
戸籍に記載されたすべての内容を
移し記すものでは無いのですね。

また、死亡時の戸籍の記載内容においても、
少し変わった記載があるため、
この辺りも説明させた頂きました。

慣れた方であれば良いのですが、
新任の行政書士さんであれば、
問題を抱える可能性があるためです。

今でこそ、
WEBページを検索すれば、
だいたいの内容は明らかになりますが、
検索単語の入力内容によって、
検索に手間が掛かる可能性も有ります。

また、
弁護士、司法書士、行政書士など専門資格士の
個人のwebページでは、
やや信憑性の乏しい内容も見受けられます。
検索して表示されたwebページであっても、
その信頼性の確認が重要なので、
複数回検索して、
情報の確かさを確認していただくことが重要と思います。