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戸籍字体とコンピュータ化
昔の『手書き戸籍』では、
漢字に『止め』『点』が異なるなど、
同じ類字体と思えない位、
幾つもの表現が許される
異字体があります。
例えば、『樋』(二点シンニョウ)の一点シンニョウ部、『壺』の異字体、『吉』と上のつくりが『士』でなく『土』、の字などですが他にも山ほどあります。
平成16年から始まった
戸籍システムのコンピュータ化では、
法務省の関係者によって
このような、
判別できないような字体も含めて、
個別の字体を全て分類、
『人の氏名』だけに使う字体を限定するなどして、
戸籍の記載事項を統一化するなど、
ほんとに『よく考えているなー。』
って思います。
また、
戸籍は全国の市町村の戸籍事務担当者で
記載を行うため、手書き戸籍の場合など、
その記載誤りや記載漏れなども多く存在するのです。
通常、戸籍簿にダイレクトに記載していた時代、
市町村役場内で誤記入分の文字に訂正印を押印する
などの処置も多く、
その記載文字の訂正内容についても、
各役場での判断もあったようで、
その訂正事項そのものの統一化も
おそらく望まれていたことでしょう。

令和2年9月28日に
日本の最後の戸籍事務所である
東京都の『御蔵島村』が戸籍の電算化を行い、
これにより国内全ての自治体で
戸籍の電算化が完了したとのことです。
これで、
いよいよ一つの役所などで、
全国の戸籍が取得できる環境が整ってきました。
全国の戸籍が、
居住する周辺の役所で全て取得できるようになると、
司法書士が今まで苦労していた書類取得の手間が激減し、
書類作成もスムーズになると考えられます。
これは、一般の皆様においても同様で、
自分で書類を収集する場合、
手間がかかっていたものが、
一気に簡単になります。
ありがたいことです。

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